日本人の心をくすぐるペルシャ絨毯

日本人の心をくすぐるペルシャ絨毯

私は日本の伝統文化でもある着物にとても興味があるのだが、特にその文様にいつも魅せられる。

今までに様々な帯を見てきたが、特に植物の茎やつるが渦を巻くような、とても繊細な唐草模様は、見るたびに心の奥が刺激される。

このように日本の帯にも描かれる文様というものは、世界中の織物にも共通して見られるから、とても不思議。

特に、ペルシャ絨毯は、日本人の心にどこか懐かしさを感じさせるものがあるのは、こういった日本の伝統文化と共通した文様があるからじゃないかと思う。

ペルシャ絨毯とは、現在のイラン周辺などで生産されているものを呼ぶそうだが、唐草模様などのデザインの長い歴史紐解いていくと、異なる文化で生きてきた人達の交流があったことが見えてくる。

だからこそ、ペルシャ絨毯の文様を眺めていると、日本人の心をくすぐる何かに出会うことができるんだと思う。

ペルシャ絨毯は、ひとつひとつ手作業で丁寧に、長い時間をかけて、編まれていくものだそうだ。

そこから生まれる重厚感と上品さは、私達が日本の伝統文化に見るものと共通した何かあるのだと思う。

脳裏に焼き付いたペルシャ絨毯

ある時、着付教室の先生のお家にお邪魔すると、玄関口にペルシャ絨毯がひかれていた。

とても美しいブルー色で、細かい模様をしている、いかにも高価そうな絨毯。

そして、その上にひょいっと乗ってみると、とても柔らかい触り心地だった。

着付教室の先生のお家を思い出す度に、その美しいブルーで、質の良い絨毯を思い出すのだ。

その先生のお宅は、大きな一軒屋で、多くのお客様をお迎えるする場所。

なので、玄関には、手彫りの彫刻や、大きな生花や立派な大きな絵が飾られてる。

その中でも、お客様が靴を脱いで、一番に触れる場所に絨毯をひくので、先生としては、選びに選び抜いたものだったと思う。

でも確かに、ペルシャ絨毯というのは、玄関に限らず、お客様をお迎えする応接間などに置かれていると、とても存在感がある。

ペルシャ絨毯を取り入れた部屋

とても手入れの行き届いたお家に訪問すると、必ずそういうものを目にする。

そこから生まれた高級感が漂う空間は、私達がとても大切にされている感覚を呼び起こしてくれる。